デジカメオンライン

2009年04月19日

コンデジに1200万画素は必要?不要?

日系トレンディネットにコンデジの売れ筋機種についての記事が掲載されています。

この記事によると売れ筋の機種は1200万画素で、結局高画素じゃないと売れないというのがカメラ業界関係者の話だとか。まあ、大手家電量販店の店員さんの言うことを聞いてその場で購入を決めてしまうカメラ初心者さんも多いですし、数字が大きければどんな状況でも高画質と勘違いしてしまいますから仕方ないのかもしれませんね。

コンデジ1200万画素の機種の実写サンプル画像を見てみますと、低感度ではなかなかの画質ですが、ISO400程度になると明らかなデジタル処理の後が・・・・。のっぺりとして質感という面ではダメダメな画質になっています。APS-C機種であるキヤノンの EOS kiss X2 でもギリギリくらいの高画素ですから、より撮像素子の小さいコンデジで無理なのはメーカーはわかってるはずなのに・・・・。売り上げのためには画質は無視して数字の大きさだけが必要なのですね。

まあ、コンデジをメインとして使う人は暗ければ高感度ではなくフラッシュを使用しますし、RAWではなくJPGでの保存が基本ですからファイル容量も小さく、高画素機種でも良いのかもしれません。

しかしメーカーは「コンデジの売れ筋=デジタル一眼レフの売れ筋」と勘違いしないでほしいですね〜。デジタル一眼レフを買おうと考えるほとんどの人はコンデジより素晴らしい画質を期待して買うわけですから。APS-C機種でも1500万画素を超えたらデジタル処理がコッテリしすぎてJPG画像がなんだかもっさりした画質になっている現状を考えても、無駄な高画素戦争は避けて欲しいところです。

あと、デジタル一眼レフの場合、RAWで撮影する人も多いです。1200〜1500万画素機種の場合、JPGなら1枚4〜5MB程度とマシですが、RAW(ロスレス圧縮)だと1枚15〜20MB、パソコンの容量がいくらあっても足りません・・・・。2000万画素オーバーのフルサイズ機種なんか大変なことになっています。RAW撮影派の人間が多いこともメーカーは考えて欲しいですね。

ニコンの D3 がプロの間で好評、シェアもキヤノン機種を凌いだのは実用的な画素数で高感度耐性が高く、暗い場所でも高画質とカメラとしてのバランスが良かったからですよ。技術の進歩と会社の利益のためには2000万画素オーバーの高画素機種も必要ですが、メーカーは必ず低画素機種も併売して欲しいと思います。これからもずっと。


余談ですが、野球場やサッカースタジアムなどの競技場で夜間フラッシュをたいて(というかオート撮影?)撮影する人が多いですが、あれって無意味ですよね?光が選手にまで届くわけはありませんし、シャッター速度が上がって露出アンダーの暗い写真の出来上がりのような気がします。WBCでも問題になりましたが、選手は眩しくて良い迷惑ですよね・・・・。まあ、テレビ中継を見ているほうとしては光の瞬きが綺麗で良い感じなのですが(笑)。