デジカメオンライン

2009年07月16日

コンパクトデジタルカメラで皆既日食や太陽を撮影する方法

デジタル一眼レフカメラだけでなくコンパクトデジタルカメラや携帯電話カメラでも皆既日食や太陽を撮影する方法はあります。

皆既日食や太陽の撮影方法関連の検索キーワードでこのブログを訪れてくださる方が最近急増しているため、コンパクトデジタルカメラや携帯電話のカメラでの撮影方法も記載しておきたいと思います。

コンパクトデジタルカメラや携帯電話のカメラそのままでは皆既日食や太陽は撮影できません。しかしNDフィルターを使用すればとりあえず撮影することは可能です。

方法は簡単、デジタル一眼レフカメラ用のNDフィルター(ND400プロフェッショナル)を2枚重ねして、コンパクトデジタルカメラや携帯電話カメラのレンズの前に「手動で」装着するだけです。片手でフィルターを持ち、レンズの前にかざしたまま撮影する感じだとお考えください。

NDフィルターはデジタル一眼レフカメラの交換レンズフィルター径別に販売されていて、口径の合ったレンズにキッチリと装着できるようになっていますが、コンデジ用のNDフィルターというのはなかなか販売されていません。ですから、2枚重ねした一眼専用フィルターを手で持ってレンズの前にかざすわけです。

要は太陽の強烈な光量を減光さえすればいいわけですから、NDフィルターを手動でコンデジや携帯カメラに装着しても効果があるという単純な理由から生み出された撮影技法です。手動で装着するというのはいかにも原始的な方法ですが、レンズ部分を全て覆う大きさのNDフィルターがあれば十分に機能します。できるだけレンズに近い位置にNDフィルターを手動でカメラと水平に固定してシャッターを押せば減光機能が作用し皆既日食の写真を撮影することができます。

ただ、片手でカメラ、片手でNDフィルターという撮影方法は手ぶれしやすくなるため、誰かにフィルターを持ってもらったり、三脚を使用したりするのが良いかもしれません。

あと、携帯電話のカメラでも撮影自体は可能ですが、望遠がまったく足りないため皆既日食を大きく撮影することはできません。コンパクトデジタルカメラでも最低10倍以上のズーム機能を持つカメラ、できればキヤノン PowerShot SX1 IS やソニー DSC-HX1 などの20倍ズームクラスの高倍率ズームカメラがあるとより楽しく撮影できるかもしれませんね。どちらのカメラもHD動画撮影機能が搭載されていますから、動画で皆既日食を撮影してみても面白いかもしれませんよ。

ND400プロフェッショナルは日食特需のため品切れしているお店も多い模様ですが ホームショッピング などの通販サイトでは今日現在もまだ販売中のようです。

デジタル一眼レフカメラの望遠ズームレンズに専用のNDフィルターをキッチリ装着して撮影するのがベストな撮影方法ですが、デジタル一眼レフカメラが無くても一応皆既日食を撮影することは可能ですので、撮影方法を記載しておきました。

沢尻エリカ様のダイヤモンドリング告白でも話題になった皆既日食。日本で46年ぶりとなる一大天体ショー。7月22日当日の天気が快晴で、皆さんが素晴らしい写真を撮影できるようにようにお祈りしています。


注意)
NDフィルターの減光作用はカメラ専用です。瞳に有害な赤外線を通しますので、日食グラスの代わりとして肉眼での太陽観察に使用すると最悪失明する危険性もあります。日食グラスの代用品にはなりませんのでご注意ください。