デジカメオンライン

2009年09月18日

ペンタックスK-x発表 ハイスペックなエントリーモデル

ペンタックスから突然 K-x という新機種が発表されました。

★ペンタックス K-x レンズキット ホワイト 《10月中旬登場》

非常に高性能なエントリーモデルですね。バランスの良い1240万画素ソニー製CMOSセンサー搭載、もちろんペンタックスですから「ボディ内手ブレ補正」機能搭載で安心。ファインダー視野率96%、倍率0.85倍とファインダーもなかなかの性能です。ISO感度設定も1EVステップはもちろん、1/3EVステップ、1/2EVステップが選べるなどいたれりつくせり。ライブビューに加えてHD動画撮影機能も搭載されています。

特に優れている点はJPEGで最高4.7コマ/秒の高速連射が可能なことでしょうか?エントリーカメラに連射性能を求める人は少ないかもしれませんが、連射性能が速ければ速いに越したことはありません。決定的瞬間に遭遇した時に一心不乱に連射すれば良い写真が撮れることも多いですからね。あと、非常に地味かもしれませんが1/6000秒の高速シャッターが切れるという点も大きいです。エントリーモデルは1/4000秒が最速なことが多いことを考えてもK-xのハイスペックさが光りますね。

K-xは単3形電池をバッテリーとして使用しているモデル。撮影可能枚数はストロボ50%発光が約1100枚、ストロボ発光無しが約1900枚と非常にタフネス。SANYOのエネループを4本買うだけで充電池として使用できるわけですから良いですよね。自分は既にエネループを10本ほど持っているので予備の電池を買う必要がありませんし(笑)。旅先などで不意の電池切れを起こした時に、コンビニやショップでアルカリ電池を買えば撮影続行が可能なのはやはり心強いです。

また、カラーリングを100(101?)種類からオーダーメイドできるのも特徴。赤やピンク、緑や黄色といったド派手なカラーで人目を引くのもよし、野球ファンやサッカーのサポーターは自分の贔屓チームのチームカラーモデルを購入してスタジアムに持っていくのもよし、と写真を撮影する以外のファッション的な楽しみ方もありそうです。

写真を加工するアート機能もパワーアップ。「ミニチュア」「水彩画」などのデジタルフィルターはもちろん、クロスプロセスモードという写真の色合いをランダムに変化させるフィルムカメラのような機能も搭載。カスタムイメージ「ほのか」も搭載されるなど抜かりはありません。

サンプル写真を見る限りISO200では画質も非常に良さそうな予感。早くISO800やISO1600など高感度でのサンプル写真も見てみたいですね。

通販販売価格も最初からレンズキットで6万5000円を切る安さ。数ヶ月もすれば5万円を切ることもあるかもしれませんよ。これだけのハイスペックで5万円程度の価格なら超お買い得。ペンタックスは K-7 でミドルクラスカメラのシェア拡大に成功しましたし、こんどはエントリーモデルでもシェアを拡大するかもしれませんね。

唯一残念な点はHD動画撮影機能。ニコンと同じく24fpsでしか撮影できないうえにモノラル音声録音なのは非常に残念。60fpsとは言わないまでもせめてK-7と同じ30fpsが使えれば・・・・。価格やスペックはまったくクラス違いですが、同時期に発売されるキヤノン EOS 7D が尋常じゃないほどのフルHD動画撮影機能を搭載している点を考えるとなんとなく見劣りする感は否めません。

とはいえ、写真を撮影するだけなら何の問題も無し。画素数が少ないためK-7より高感度画質に期待が持てますし、なによりこれだけ低価格で「ボディ内手ブレ補正」「高速連射」「アート機能」「ファッション性」を楽しめるなら言うことは無いでしょう。

初めてカメラを購入する人にもオススメですが、既にミドルクラス以上のデジタル一眼レフカメラを所持している人のサブカメラとしても最適かもしれませんね。ペンタックスには魅力的な単焦点レンズが多いうえに「ボディ内手ブレ補正」機能搭載で全てのレンズで手ブレ補正が効きますからスナップ撮影にも最適。しかも乾電池モデルですからいざというときのバッテリー切れ対策にもピッタリ。カラーリングをお決まりの「黒」ではない派手な色にしておけばパッと見ただけでカメラの違いを判別できるのもサブカメラとして良いかもしれませんよ(笑)。