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2010年06月23日

LUMIX DMC-G2vsG1 サンプル写真画質比較とAVCHD Lite廃止論

パナソニックのタッチパネル液晶搭載ミラーレス一眼カメラ LUMIX DMC-G2DMC-G1 の画質を比較したサンプル写真が掲載されています。

Testbericht zur Panasonic Lumix DMC-G2

ページ下段のISOやFormatの設定を変えることでサンプル写真を変更することが可能です。

これを見る限りはDMC-G2のほうがDMC-G1よりもやや解像力が高い、シャープネスが強い印象。ローパスフィルターが薄いのか描写エンジンの性質なのかはわかりませんが、JPEG撮って出しで写真撮影を楽しむのならDMC-G1よりDMC-G2のほうが良いかもしれません。

ただ、マイクロフォーサーズ規格の盟友でもありライバルでもあるオリンパスの E-PL1 もJPEGの画質が非常に良いだけに、写真画質だけで判断すると非常に悩むところですよね・・・・。

まあ、この程度の画質の差なら後のソフトウェア編集でどうとでもなりますし、やはりDMC-G2を購入する決め手となるのは「世界初の一眼タッチパネルセンサー液晶」と「HD動画撮影機能」なのかもしれません。

オリンパスのE-PL1はHD動画の画質も良いのですが、Motion JPEGで短時間しか撮影できないと言う大きな弱点があります。その点DMC-G2はAVCHD Liteでの圧縮に対応しているので長時間の撮影が可能。この差は意外と大きいですよ。

しかし、残念なことにAVCHD Liteはパナソニックの独自規格でハイビジョン画質(60p センサー出力30fps)という非常に中途半端な動画圧縮方法。

上位機種となるであろう DMC-GH2 とのヒエラルキーの差でフルHD(AVCHD)が搭載できないのはわかりますが、それならせめてHD(MP4 H.264 29.97fps)に変更して欲しいですよねぇ・・・・。

AVCHD Liteよりも汎用性の高いMP4 H.264にすれば編集も楽になりますし、YouTubeやニコニコ動画といった動画ファイル共有サイトへのアップロードも容易になるという利点があります。

むしろ、わざわざAVCHD Liteという中途半端な独自規格に固執する必要性がまったくないわけで・・・・。AVCHD Liteが嫌で購入を躊躇っている管理人のようなユーザーも多いと思いますし。

世界初のタッチパネルセンサー搭載など、もっと世間に評価されても良いはずのDMC-G2ですが、ネット通販サイトでの激しい値下がり具合を見る限りはそれほど「売れ行き好調」とはいっていないようです。

売れ行き不振の大きな理由の一つに「フルHD動画(AVCHD)が撮影できない」というマイナスポイントのがあるのは間違いないでしょう。

発売が噂されるDMC-GH2では、なんとしてもフルHD(AVCHD 30p)とHD(MP4 H.264 60p or 30p)を同時に達成して欲しいですね。元々パナソニックのHD動画は画質も良いですし、なにより他社と比べてオートフォーカス性能が高いのが好印象です。

オートフォーカスが効くうえに、タッチパネルで手軽に手動フォーカスを合わせることもできるフルHD動画撮影機能が搭載されたらもう最高。躍進著しい一眼ムービーの頂点に立つことも夢ではありません。

あとはファイル圧縮形式だけ・・・・。

そのためにもパナソニックにはAVCHD Liteという独自規格を廃止してもらい、よりユーザーの使い勝手が良いAVCHDやMP4 H.264といった汎用性の高い一般規格にシフトしていってもらいたいのが本音です。

ソニーのNEXシリーズの発売、2011年のニコン参入など市場規模の拡大にともなってシェア争いが激化することが予想されるミラーレスカメラ市場。そのなかで勝ち抜いていくためにも、パナソニックにはより多くのユーザーに受け入れられる使い勝手の良いシステムを構築して欲しいですね。


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