デジカメオンライン

2010年06月26日

キヤノンEOS 60D噂スペック情報 滅亡する?APS-Cデジタル一眼レフカメラ

キヤノン EOS 60D のスペックに関する噂情報が掲載されています。

60D Spec List? [CR1]

・ 1800万画素
・ ISO6400まで
・ 9点AF
・ 可動式液晶ディスプレイ
・ 新しいシステムメニュー
・ EOSムービー

なんとも目新しさの無い無難な感じのスペック(笑)。

正直、この程度のスペックで出されても「絶対これ欲しい!」と思う人は少ないでしょうね〜。

可動式液晶ディスプレイをアピールポイントにしたいのかもしれませんが・・・・。パナソニックやオリンパスのマイクロフォーサーズカメラやソニーのミラーレスカメラ「NEXシリーズ」のように背面液晶を使ったライブビューでのAF速度が速いカメラならいざしらず、ライブビューオートフォーカス速度が極めて遅いキヤノンのデジタル一眼レフカメラで液晶が可動しても・・・・といった感じですよ。

まあ、マニュアルフォーカスでは使えますし、EOSムービーでも多少役に立つことがあるかもしれませんので「ないよりはあったほうが良い」のは間違いありませんが・・・・。

ミドルクラスカメラが欲しい人はカタログスペックでファインダー視野率が100%(実際は97%程度)な EOS 7D を購入するでしょうし、エントリー層は EOS Kiss X4 を購入するでしょうから・・・・やはりEOS 60Dは中途半端な感じが否めないですね。

とはいえ、EOS二桁シリーズですのでM-RAWやS-RAWでの撮影は可能でしょうし、販売価格によっては意外と売れる可能性も秘めていますよ。管理人が購入するならネット通販価格でボディのみ「7万円〜9万円」といったところがお買い得な相場でしょうね。

ただ、背面液晶視野率100%で高速ライブビュー撮影が可能な他社のミラーレスカメラは5〜6万円というより低価格な価格帯から購入できるわけで・・・・。ソニーの NEX-5NEX-3 などユーザーインターフェースこそ意味不明で奇奇怪怪な使いにくい代物ですが、こと「写真画質だけ」に関しては既にAPS-Cデジタル一眼レフカメラを超えていますし・・・・。

高画素化の弊害で写真画質の向上が難しくなり、もはや販売戦略が高性能なフルHD動画撮影機能「EOSムービー頼み」な感のあるキヤノン。EOS 60Dに関するこの噂スペックが本当なら、APS-Cデジタル一眼レフカメラの滅亡は意外と早くなるかもしれませんよ。

EOSムービーを使うにしても、可動式背面液晶モニターを導入するにしても、AF速度が速いミラーレスカメラであったほうがより使いやすいのはシステム的に当然のこと。ニコンも2011年のミラーレス市場に参入を予定していますし、キヤノンも秘密裏に必死でレンズ交換式ミラーレスカメラ(APS-H?)を開発しているんでしょうね。もちろん現行機種や交換レンズが売れなくなるので公式発表は行わないでしょうが・・・・(あくまで推測)。


時代は確実にミラーレス化に向かいつつあります。企業は利益が増える方向に舵を取るのが当然ですから、キヤノンからレンズ交換式ミラーレスカメラが発売されるのも必然でしょう。このままAPS-Cデジタル一眼レフカメラを細々と発売していても利益の伸びしろが少ないですから。

「ミラーレスカメラが市場を席捲する?バカらしい」なんて考えを未だに持っている方、過去に栄華を誇り絶頂を極めていたフィルムカメラがどういう経緯を辿ったかはご存知ですよね・・・・?ビデオデッキやブラウン管テレビ、ファミコンなどもしかり。人間はエゴな生き物ですから、より便利でより安価な優れたシステムが開発されればそちらに一気に乗り換えますよ。

とはいえ、過去のレンズ資産という問題もあり全てがすぐミラーレス機種に置き換わるかというとそういうわけではありません。センサーサイズが大きくミラーレス化の意義が薄いフルサイズカメラがミラーレス化するのはまだまだ先のことになりそうですし。

やはりこれからデジタル一眼レフカメラを購入するようなコアな写真ファンの人はフルサイズセンサー搭載の EOS 5D Mark II のようなより高画質なカメラを購入するのがベストかもしれませんよ。高価な交換レンズを購入予定な人は、EF-Sなどのマウント限定レンズよりもLレンズに代表されるフルサイズ対応「EFレンズ」のほうが良いでしょうね。

えっ?「じゃあ俺が持っているAPS-Cデジタル一眼レフカメラ&専用レンズはどうすればいいのか」ですって?

壊れるまで愛着を持って使い続ければ良いんですよ。

今でもビデオデッキでビデオは見れますし、ブラウン管テレビでテレビ番組も鑑賞できます。ファミコンだって今遊んでも面白いですよ。フィルムカメラだってそう、一度大きなシェアを得たものはそう簡単には消え去りません。例えカメラやレンズが壊れても中古市場には潤沢に商品が供給されますし。

新しく高性能なものに飛びつくのか、古いものを愛着を持って使い続けるのかはユーザー次第。さあ、あなたは未来ある将来性に満ちたミラーレスカメラに飛びつきますか?熟成されたアンティークなデジタル一眼レフカメラに留まりますか?


管理人はもちろんデジタル一眼レフカメラをしっかり使いつつ、便利なミラーレスカメラに飛びつきますよ。ええ、超エゴな生き物ですから(笑)。