デジカメオンライン

2010年07月01日

EOS Kiss X5に採用して キヤノンEOS 60Dは1420万画素カメラ?

キヤノン EOS 60D は1420万画素カメラかもしれないとの噂です。

A Little 60D Info [CR1]

Canon Rumorsの記事によると、EOS 60Dは可動式液晶モニター搭載の14.2MPカメラになるかもしれないとの噂。

14.2メガピクセル、つまりは1420万画素ですね。

エントリー機種である EOS Kiss X4 にまでAPS-Cとしては異例の1800万画素を採用し、デジタル一眼レフカメラの(無駄な)高画素化路線の先陣を切って推し進めてきたキヤノンが1420万画素という「高画質路線」に路線変更するのは驚き。

正直1800万画素はトリミングを重視する人や写真で稼ぐストックフォトカメラマン、商用カメラマン以外の普通の写真好きの人には「無用の長物」と言い切ってもいいくらい有り余る代物。

高画素化をすればするほど写真本来の画質向上は難しくなりますし、なによりも写真一枚におけるRAWファイルサイズのとんでもない肥大化は使いにくいことこの上なし、RAW撮影を躊躇わせるのにも十分過ぎるくらい大きな欠点です。

記事の信憑性は低いですが、キヤノンが既に方向転換したコンパクトデジタルカメラと同様にデジタル一眼レフカメラにおいても初心者騙しの画素数の「数字」の大きさよりも写真本来の「画質」を重視する路線に変更してくれるのなら大歓迎。

今まで18MP採用が噂されキヤノン一眼ラインナップでの立ち居地が非常に中途半端な印象だったEOS 60Dが14.2MPを採用してくれるのなら、既存カメラからの買い替えや他社マウントからの乗り換えなど新規ユーザー開拓にも期待が持てるでしょう。


ただ、欲を言うなら本格的な低画素化は来年春に発売されるであろう EOS Kiss X5 でこそ行って欲しいというのが本音かもしれません。

EOS 60Dが正統なEOS二桁機種の系譜を辿るのならM-RAWやS-RAWなどといった(ファイル容量はロスレス圧縮RAWよりやや大きいものの)使いやすいサイズの画素数をユーザーが自由に選択できるようになるはず。

しかしキヤノンのエントリーカメラ「EOS Kissシリーズ」では便利で使いやすいM-RAWやS-RAWは一切選べず、最大画素数固定でしかRAW撮影できないんですよね・・・・。

現行ラインナップで言うと、EOS Kiss X4ではRAW撮影において18MPのRAWしか選択できません。12MPでは写真1枚が15MB以下だったRAWファイル容量が18MPになると1枚25MB程度と、写真1枚につきほぼ「10MB」もの容量差が生じるわけで・・・・。

RAWで写真を100枚撮影しただけでメモリーカードやパソコンのハードディスクが1ギガバイトもの容量を余計に占拠される計算に。

これで容量が劇的に増えた分だけ写真画質が劇的に向上していれば何の文句はないんですが・・・・写真画質は向上どころかむしろ「悪くなっている」と言われているありさま・・・・。


露出やホワイトバランスを後からDPPで簡単に変更できるRAWファイルこそが「カメラ初心者向けの魔法のファイル」だと個人的に思っています。

JPEGでは救いきれない失敗写真もRAWなら何とかなる可能性がありますからね。

でも、ここまでRAWファイル容量が巨大化してくると、RAWで気軽に撮影すること自体が躊躇われてしまいます・・・・。

EOS Kiss X5がエントリーカメラとして、初めてRAW撮影、編集する人にも使いやすいカメラになってくれることを期待していますよ、キヤノンさん。