デジカメオンライン

2010年07月18日

パナソニックLUMIX DMC-LX5 FZ100 FX700の正式な詳細スペックが判明

パナソニックの最新ラインナップ LUMIX DMC-LX5 / DMC-FZ100 / DMC-FX700 の正式なスペックがアメリカの公式サイトで発表されました。

DMC-LX5は前モデル DMC-LX3 と同じ1/1.63型CCD1000万画素。フルサイズ換算25mm-95mm(F2.0〜F3.3)とDMC-LX3の24mm-60mm(F2.0〜F2.8)よりやや望遠撮影が可能となっています。また、ISO1600、ISO3200、ISO6400、ISO12800も使用可能に。AVCHD LiteでのHD動画撮影機能も新規搭載(60p センサー出力30fps)。

確実にスペックアップがなされているうえに、画素数が1000万画素と据え置きなのは非常に好印象なのですが・・・・正直誰をターゲットにしているのか謎な機種になってしまっている印象です。

発売当時は「センサー大きめ、画素数少なめで画質重視、明るい高性能レンズ、RAW撮影やフルマニュアル撮影が可能なハイエンドコンデジが発売された!嬉しい!」とマニアから大絶賛されたDMC-LX3なわけですが・・・・。

そもそも、DMC-LX3が発売された2008年当時はパナソニックのコンパクトミラーレスカメラ DMC-GF1 の発売前。

コンデジとしては大きい1/1.63型CCDセンサーも、DMC-GF1に採用されているマイクロフォーサーズセンサーとは比較にならない小ささ。写真画質、表現力どちらを見てもDMC-GF1のほうが数段上です。

コンパクトで高画質なカメラを求めるのならDMC-GF1を購入するのが正解でしょうし・・・・DMC-LX5をわざわざ購入する理由は収納性に優れた明るく高性能な「ライカ DC バリオ・ズミクロン」くらいなもの。

画質にそれほどこだわらない人はよりズーム倍率が高くて便利な DMC-TZ10 など普遍的な人気モデルを購入するはずですから・・・・はたしてLUMIX DMC-LX5がどれほどユーザーに受け入れられ、どれだけ売れるのか非常に気になりますね。


DMC-FZ100とDMC-FX700は1/2.33型1400万画素CMOSセンサーを搭載。ネオ一眼カメラDMC-FZ100は光学24倍ズーム(25mm-600mm F2.8〜F5.2)という高倍率ズームが魅力。DMC-FX700は5倍ズーム(24mm-120mm F2.2〜F5.9)と普通ですが、ワイド端がF2.2と明るいのには惹かれます。

そしてどちらの機種も遂にフルHD動画撮影(60i センサー出力30p)に対応!

今までのパナソニック製コンパクトデジタルカメラではDMC-LX5にも採用されている「ハイビジョン動画(AVCHD Lite)」がおなじみでした。

が、ソニー製品を中心にフルハイビジョン動画がコンデジ世界のスタンダードとなってきた現在、本来ならもう少し機能制限付きAVCHD Liteモデルで引っ張っておきたかったパナソニックもスペックの出し惜しみができなくなってきたのかもしれません。いわゆる「苦肉の策」といえるでしょう。

極小センサーに1400万画素という不釣合いなスペックですし、写真画質に関してはまったく期待は持てませんが、ことフルHD動画撮影モデルと考えるとなかなか良いものになる可能性も。

パナソニックのムービーはレンズの歪曲収差を自動的に補正するのが基本ですし、CCDからCMOSにセンサーが変更されているようなのでわずらわしい「スミア」が発生することもなくなります。

元々画質の評価が高かったパナソニックのHD動画撮影機能。ハイビジョンからフルハイビジョンへとワンランクアップしたその性能には注目ですよ。

でも、肝心のビットレートが17Mbps止まりなので、画質はそれほど変わらないかも・・・・。