デジカメオンライン

2010年07月20日

EマウントハンディカムソニーNEX-VG10の欠点はフレームレートにあり 24p/25p/29.97fpsを!

ソニーのレンズ交換式Eマウントハンディカム NEX-VG10 の高画質なサンプル動画がVimeoでも公開されています。



YouTubeでも公開されていたバリ島で撮影した映像の別バージョン。ソニーのミラーレスカメラ NEX-5NEX-3 と同じEマウントシステムの交換レンズを装着できるうえに、通常のビデオカメラの20倍ほどの大きさのセンサーサイズをもつAPS-Cセンサーを採用しているNEX-VG10。映像画質と表現力に関しては既存の家庭用ハンディカムや業務用ビデオカメラを超えた仕上がりが期待できます。

ただ、Vimeoのコメント欄では画質とは違ったところで不満が頻出しているんですよね。

そう、「24pと25pを追加してくれ!」と・・・・。


今現在判明しているスペックによると、NEX-VG10は

・ 1920×1080(24Mbps/16Mbps AVCHD)
・ 1440×1080(9Mbps MP4)

という画面サイズとビットレート。そしてフレームレートは

・ 60p(59.94fps) センサー出力30p(29.97fps)
・ 50fps

という選択肢のみ。

どうやらHD画質(1280×720)、SD画質(640×480)は選べないようですし、ネイティブな24pや25p、30pも選択不可。これではあまりにもユーザーの選択肢が少なすぎではないでしょうか?

まあ、フルハイビジョンからハイビジョンへのダウングレード変換は簡単ですし、センサー出力が30pや25pだそうですのでフレームレートを30pや25pに変更するのも楽々可能でしょう。

しかし、24pが撮影できないのは致命的な欠陥になるかと・・・・。

家庭用ハンディカムの範疇に収まっているとはいえ、販売価格は希望小売価格で2000ドルと業務用ビデオカメラ並み。当然購入するのもそれ相応のユーザーが多いと考えられます。

特にNEX-VG10で「自主制作映画を撮影したい!」と考えている人は24pで撮影できないことを知るとガッカリと肩を落とすこと間違いなし。

30pや25pにしても、60pや50pへと2倍にコマが水増しされることで大幅にビットレートを損ない、本来あるべき画質より大幅に画質が低下する懸念も。

やはり、メーカー各社には60p(センサー出力30p)よりも

・ 日本国内やアメリカに適した 30p(29.97fps)
・ ヨーロッパに適した 25p
・ 映画撮影、映像撮影に適した 24p(23.976fps or 23.98fps)

のディフォルト搭載くらいは常識的に考えて義務付けてほしいところです。

このまま発売されても「24pを追加しろ!」という声はおさまりそうにもありませんし、ぜひソニーにはファームウェアバージョンアップでの機能改善を期待したいですね。

もしも公式に対応してくれないのなら、パナソニックの DMC-GH1 のハッキングファームウェアのように、ユーザー自身が自分達の理想のシステムに勝手に改造してしまうかもしれませんよ?ソニーさん(笑)。