デジカメオンライン

2010年07月29日

パナソニック3D撮影対応家庭用ビデオカメラ HDC-TM750/TM650 VW-CLT1

パナソニックから3D撮影が可能なビデオカメラ HDC-TM750HDC-TM650 が発売されます。

パナソニック、世界初の3D撮影対応民生用AVCHDビデオカメラ

HDC-TM750やHDC-TM650に VW-CLT1 というコンバージョンレンズを装着して撮影する仕組み。予想販売価格はレンズ込みで15万円〜20万円程度と家庭用ビデオカメラの範疇に収まっています。

3Dテレビの普及を先頭に立って強力に推し進めているパナソニック。いずれ3D撮影が可能な家庭用ビデオカメラが発売されることは確実だとは思っていましたが、予想以上に対応が早かったですね。

そしてレンズ交換式業務用ビデオカメラ AG-AF100 を発表したばかりのマイクロフォーサーズマウントにおいても3D撮影対応交換レンズを発売するとか・・・・。

やはりパナソニックは本気で「テレビ革命」を起こしたい様子。そう、白黒テレビがカラーテレビへと革命的な進化を遂げたように。

「3Dテレビなんていらないし、どう考えても普及しないだろう(笑)。」なんて思っている方、考えが甘すぎて笑われますよ〜。

その証拠にパナソニックでは既に今年の年間出荷数を50万台から100万台へと上方修正。50型クラスの大きさで販売価格が数十万以上するモデルがこれだけの売れ行きですから、より家庭用向けな安価で小型な3D対応テレビが発売されるとどうなるかは容易に想像がつきます。

国内液晶テレビ最大手のシャープや、東芝、ソニーといったシェアの大きいメーカーもテレビ放送が「地上デジタル化」するという歴史的なイベントを最大のビジネスチャンスにしようと躍起。アナログ放送が終焉し、地上デジタル化が完成する来年には3D対応テレビがあふれかえっていることでしょう。

無論これらの流れはメーカー側の「テレビを売りたい!」という「身勝手なエゴ」が先行したマーケティング戦略ありきの商法。もちろん我々消費者はわざわざ流行にのる必要は無いわけですが・・・・。

映像が立体的に飛び出て見えるのって、なんだかんだいって魅力的なわけで(笑)。

映画館でも3D上映と2D上映を同時に行っている作品では3Dのほうが圧倒的に興行収入が上。迫力のある3D映像に対する潜在的なニーズはかなりあると思われます。

ただ、2Dのブラウン管や液晶、プラズマテレビがこれだけ一般に普及しているのにテレビ放送がいきなり3D化することはありえません。また、DVDやブルーレイ業界においてもまだまだ一部の作品だけが対応している現状です。

当然コンテンツ不足感は否めませんでしたが、 VW-CLT1 を装着したHDC-TM750やHDC-TM650で「自分でコンテンツをつくる」ことが可能になればまた状況も変わることでしょう。

低価格な家庭用ビデオカメラを使えば企業規模の小さい映像メーカーでも3Dムービーを制作可能。それに伴いコンテンツは爆発的に増えそうですね。


元々ふたつの瞳で物を立体的に見ている人間にとっては平面的な2D映像よりも立体的な3D映像のほうがより普通。やっとテクノロジーが人体の神秘に追いついたといったところでしょうか。

今のところ鑑賞には専用3Dグラスが必要で、眼鏡をかけている管理人にとっては「ダブルメガネ」で極めて鬱陶しいのが難点ですが、既に裸眼観賞用のテレビを開発しているメーカーもあるとのことでそちらにも期待しています。

地上デジタル化が完了した後の来年の今日にはテレビ業界、ビデオ業界にどんな商品が登場しているんでしょうか?楽しみにしておきましょう。