デジカメオンライン

2010年08月10日

RAWビデオ採用?キヤノンハイブリッドフラッグシップモデル 夢の究極カメラ

キヤノンから夢のハイブリッドフラッグシップカメラが登場するとの噂です。

1Ds Mark IV & A New “Hybrid Flagship” [CR1]

難しい光量環境で究極の写真撮影、動画撮影を強いられるプロのフォトカメラマンやシネマフォトグラファー(ムービーカメラマン)両者のための夢のハイブリッドフラッグシップカメラ。

ハイブリッドとはもちろん静止画である「写真」と動画である「ムービー」の融合ですね。

・ より低画素なフルサイズセンサー採用
・ 最高に活用されたダイナミックレンジ
・ RAWビデオ
・ 動画撮影時のコンティニュアスオートフォーカス
・ 1Dシリーズより小型

ユーザーが妄想で考えたいわゆる「ぼくのさいきょうかめら」的な理想のスペック。フォルムがデジタル一眼レフカメラタイプなのかビデオカメラタイプなのかすら不明ですが、本当に発売されるのなら映像市場を席捲するのは間違い無いでしょう。

特にデジタルシネマカメラ RED ONE のように「RAWビデオ」が正式採用されるなら編集にとことんこだわるプロは大喜びで飛びつくでしょうね。

いかにも空想が先走りした眉唾物のドリームカメラですが、実現性がまったく無いわけでもありません。

廉価版フルサイズカメラ EOS 5D Mark II にオマケ機能として搭載されたフルHD動画撮影機能「EOSムービー」がこれだけプロフェッショナル映像市場で好評価を得て確固たる地位を確立したわけですし、続いて不満点を汲み上げ改良したニューモデルが発売されると考えるのは至極自然ですから。

最初はマニュアル露出が使用不可(後からファームウェアで対応)で、オートフォーカスすらまともに効かない中途半端なビデオ性能であったにもかかわらず、世界中のビジュアルクリエイターたちに熱狂をもって歓迎されたEOS 5D Mark II。

高く評価された理由は「高感度画質の良さ」「被写界深度の浅さ」「レンズの光学性能」の全てをあわせ持つ至上のルックが全て。今ではプロモーションビデオ、コマーシャルはもちろんテレビ番組や映画撮影にも普通に使われています。

そのEOS 5D Mark IIでは不可能だったコンティニュアスAFでの動画撮影が実用的になり、しかもRAWビデオまで採用されたハイブリッドフラッグシップモデルが発売されると考えると・・・・ゴクリッ。

この流れは決してキヤノンだけのものではありません。ソニーやパナソニックからも撮像素子面積の大きな一眼用センサーを搭載したレンズ交換式ビデオカメラが発売予定ですし、ソニーにいたっては半透明なペリクルミラーを採用した動画撮影に強いAPS-Cデジタル一眼レフカメラの発売すら噂されています。

世界の映像市場を寡占している日本の大企業がこぞって同じ方向に動いているんですから、世界的な「一眼ムービー重視」のトレンドが変わることはないでしょう。

それどころか、不況による制作費のコストダウンに熱心なテレビ番組制作現場を中心に今まで以上に革命的な一眼ムービームーブメントが起こる可能性すらありますよ。

そう考えると、これからのプロの映像カメラマンは「いかに一眼ムービー撮影機能を華麗に使いこなせるか」どうかが成功の鍵になりそうですね。現役のビデオカメラマンでも最新一眼機材を使いこなせなければ「時代遅れの役立たず」扱いされて最悪お払い箱もありえます。

改革に破壊はつきもの、とはいえプロもいろいろ大変だな(笑)。

今のところ信憑性の低い噂段階ですが、ハイクオリティな「EOSムービー」を開発した実績のあるキヤノンなら近いうちにやってくれるような気もします。

ぜひハイブリッドフラッグシップモデルの発売を実現してほしいですね。