デジカメオンライン

2010年08月13日

EOS 60Dの写真 可動式液晶搭載キヤノンカメラとS-RAW/M-RAWのアドバンテージ

キヤノンの EOS 60D だと思われる最新機種の写真がリークされました。

Canon EOS 60D Pictures?

フリーアングルでのライブビュー撮影が可能な可動式液晶は今までのキヤノンデジタル一眼レフカメラの歴史において一度も採用されたことが無いはず・・・・ということで、最新モデルであるEOS60Dの写真である信憑性が高まっています。

エントリーモデル EOS Kiss X4 と ミドルクラスカメラ EOS 7D という両1800万画素機種に挟まれて非常に中途半端な立ち居地に貶められていたEOS 60Dですが、結局「可動式液晶搭載」ということでなんとかアイデンティティを保った様子。

ただ、AF速度の速いミラーレスカメラならいざ知らず、ライブビュー撮影でのAF速度が極めて遅いデジタル一眼レフカメラで可動液晶を搭載されても・・・・正直ありがたみは少ないですね。

まあ、マニュアルフォーカスでの撮影は実用的なので使い道はありますし、EOS 60Dでライブビュー撮影やフルHD動画撮影時のAF性能が向上していることを祈りましょう。


EOS 60Dも1800万画素を採用した超絶高画素APS-C機種だという噂。同じ1800万画素カメラであるEOS Kiss X4のRAWファイルサイズは写真1枚が「25MB」というエントリー機種にあるまじき非常に扱いにくい困った仕様でした・・・・。

が、キヤノンのエントリーモデル以外の機種には「S-RAW」や「M-RAW」といったより画素数、サイズの小さい使いやすいRAWファイル圧縮方法が選択可能という大きなアドバンテージがあります。

EOS 7Dとほぼセッティングが同じだとしたら、450万画素(2592×1728)のS-RAWで「11MB」、1010万画素(3888×2592)のM-RAWで「17MB」というファイルサイズ。RAWファイルが25MBですから、S-RAWなら同じ容量で2倍以上の写真が撮影できるという計算に。

450万画素でもパソコンの画面に入りきらないほどの十分な大きさ。管理人だったらもちろんS-RAWを常用しますよ(笑)。

こういう便利なファイル圧縮システムは他社もどんどん真似して導入して欲しいところです。特にソニーあたり。


じゃあ、1800万画素は無駄なのか?というと完全にそういうわけでもありません。

1800万画素あれば「PIXTA」や「TAGSTOCK」で最高価格にあたるXLサイズでの販売が可能。「ストックフォトで稼ぐんだ!」という人にもオススメできるカメラとなります。

また、トリミング耐性が強いのも鳥などの小さく遠い被写体をメインで撮影する人には非常にありがたいかと。


RAW撮影派の管理人からすると、カメラ機材は

・ より数多くの写真を撮影することができる、使いやすい低画素カメラ
・ ここぞという時に役に立つ、画像が大きく解像力の高い高画素カメラ

の二本柱システムが一番ベストだと思っています。

低画素が悪い、高画素が悪いというわけではなく、上手に使い分けるのが賢いやり方ですよ。そういう意味では、両方をシステム的に自由に選択できる最近のキヤノン上位機種は一挙両得な「賢いカメラ」だといってもいいかもしれません。

ただ、1200万画素カメラ EOS Kiss X2 のRAWは写真1枚が「14MB」程度。実は1010万画素であるEOS 7DのM-RAWよりもファイルサイズが小さいんですよね〜。

ファイル圧縮アルゴリズムの違いが容量差の原因でしょうが、やはり「低画素なカメラほど使いやすい」という事実は間違いないでしょう。


管理人が高画素化を極端に嫌っているのは、メーカーにより二本柱のうちのひとつである「低画素カメラ」が発売されなくなっている現状が許せないからです。より使いやすいカメラを選択しようとしても「ユーザーの選択肢」がまったくありませんから。

600万画素の名機、ニコン D40 は写真1枚のRAWファイルサイズが「5MB」程度でした。同じ容量でEOS Kiss X4の「5倍」もの写真が撮影できる計算です。これって意外に重要なことだと思いませんか?

ファイルサイズが小さくなればパソコンのハードディスクを圧迫されることも少なくなりますし、DVD-Rやブルーレイディスクなどへのバックアップも楽々。RAW現像など画像編集もスイスイ軽くなる、といたれりつくせり。

600万画素もあればプリントアウトやWeb使用など一般的な用途には十分、もちろん写真画質的にもセンサー的に無理をしていない分だけハイクオリティな仕上がりが期待できます。

APS-Cカメラですら1800万画素まで到達した現在、もうこれ以上の高画素化は必要ないでしょう。そろそろメーカー各社は「低画素カメラの大きなアドバンテージ」にも気がついて欲しいですね。


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