デジカメオンライン

2010年08月15日

ニコンD800の噂スペック 2460万画素にISO25600?

ニコン D800 の噂が掲載されています。

Nikon D800 de 24.6MP aparece en tres portales chinos

ニコン最高峰のデジタル一眼レフカメラ D3X の廉価版であり、1200万画素フルサイズカメラ D700 の後継機種にあたる機種です。

スペックは噂によると、

・ 2460万画素CMOSセンサー
・ 連射速度 7コマ/秒
・ 92万ドット3型背面液晶
・ フルHD(24fps)/HD(24fps) 動画撮影機能
・ 51点AFポイント
・ 最高ISO25600での高感度撮影可能

となっています。

D3Xが2460万画素ですからD800も同じ画素数になるでしょうし、スペック的な予想としては妥当な線ですね。APS-Cカメラであるニコン D3100 ですらISO12800での撮影が可能との噂がありますし、ISO25600という超高感度撮影が実現してもなんら驚きはありません。

フルサイズセンサーはAPS-Cセンサー(ニコン)と比較すると面積比「2.3倍」という巨大な大きさ。つまりAPS-Cに換算すると1000万画素から1200万画素程度の画素ピッチとなる計算です。

一見かなりの高画素カメラのように思えますが、1400万、1600万、1800万画素といったAPS-Cカメラよりはまったく無理をしていない適度な画素数ですよ。写真画質的、高感度画質的にはなんの問題もなく高解像力を楽しむことが可能でしょう。


ただ、画素数が高画素化したことによるファイル容量の肥大化が非常に気がかりでなりません。

同じ2460万画素クラスのカメラであるD3XのRAWファイルサイズは最も小さい12bitの圧縮RAWで「23MB」、12bitのロスレス圧縮RAWで「28MB」もの巨大なファイルです。RAWで撮影する人は、写真1枚につき23MB以上もの容量を喰われることになります・・・・。

RAW撮影派であり、一度の撮影で数百枚以上の写真を撮影する管理人にとって「ファイルサイズの肥大化」ほど煩わしいことはありません。

ちなみに、一世代前のモデルにあたるD700なら圧縮RAW(12bit)で「11MB」、ロスレス圧縮RAW(12bit)でも「13MB」程度です。同じ容量で2倍もの写真が撮影できて非常に使いやすいですよ。

「どうしても高解像力が必要なんだ!」という人ならD800のほうが間違いなく良いでしょうが、「1200万画素で十分」な人はD800を購入してしまうと取り返しがつかないくらい後悔する恐れもあります。管理人なら間違いなく後悔して泣きますね(笑)。

そういった後悔を防ぐために、キヤノンのデジタル一眼レフカメラ上位機種ではファイルサイズ圧縮方法として「S-RAW」や「M-RAW」といったより画素数を落としたRAWファイルを選択可能なのですが・・・・ニコンには今のところ同様の機能が一切ありません。

ニコンがカメラの高画素化を続けるのなら、S-RAWやM-RAWに匹敵するファイル容量縮小術を採用するのが急務でしょう。世の中、誰しもが2460万画素という無用ともいえる高解像力を欲しているわけではないんですから。


解像力(画素数)や高感度画質には真っ先に注目するわりに、「カメラの使いやすさの根源」でもある「同容量での撮影可能枚数」や「写真1枚のファイル容量」にはまったく無頓着な人が多くて残念でなりません・・・・。

カタログスペックやサンプル写真を眺めているだけでは決してわからない、写真を撮影して自分でパソコンに取り込んで現像、画像編集した時にはじめて発覚する高画素カメラ特有の大きな問題点。

高画素化は高感度画質の低下を引き起こすだけではなく、デジタルカメラの使い勝手をどんどん悪くしていっているという隠された真実にも気がついて欲しいですね。

カメラの世界では「大は小を兼ねない」というのが常識だということをお忘れなく。


あと、HD動画撮影機能が24fpsという記載も気になって仕方がありません。これが30/24fpsの誤植ではなく24fpsのみだったらガッカリですね。D3100は30fpsという情報もありますので、誤植であることを祈るばかりです。