デジカメオンライン

2010年08月17日

杉野希妃(kiki)wiki プロも「歓待」キヤノンEOSムービーで映画撮影が可能

キヤノンのデジタル一眼レフカメラ EOS 7D で撮影された映画「歓待」のメイキング記事が掲載されていますね。

キヤノン「EOS 7D」で撮影の劇場映画「歓待」のロケ現場を訪ねる

映画「歓待」。主演は在日韓国人3世である女優の 杉野希妃 (すぎの きき)さん。彼女についてちょっとだけwiki的な情報を書きますと、本名(韓国での芸名?)はソ・ヨンファ。名前が「きき」なのでニックネームは「kiki」。韓国映画「絶対の愛」や日本映画「クリアネス」にも出演されていました。日本語も韓国語も堪能な、まさに国際派女優です。

おっと、清楚な雰囲気の美人だったのでついつい本題であるカメラよりも先に杉野希妃さんの紹介記事を書いてしまった(笑)。

話を戻してロケ現場の写真を見てみますと・・・・EOS 7Dが巨大な撮影リグの中に収められてもはや原型をとどめていないモンスターカメラに。HDビューファインダーなどメカメカしい様々な撮影機材とケーブル類に囲まれて・・・・パッと見ただけなら誰も心臓部が一般向けに市販されている普通のデジタル一眼レフカメラだとはわからないでしょうね(笑)。

コマーシャルやPV、テレビ番組といった日常的な映像制作だけではなく映画撮影にもEOS 7Dが使われているのはもはや周知の事実ですが、こういった撮影を補助するプロ用機材が流通してくると更に「デジタル一眼レフカメラで商用ムービーを撮影する」という流れは加速しそうです。

「コストダウン」と「クオリティの高いムービー画質」の両方を得られる一挙両得な撮影機材、それがデジタル一眼レフカメラ。キヤノンの「EOSムービー」をはじめとしたフルHD動画撮影機能は、プロのクリエイターたちにとってもまさに「歓待」モノなのかもしれませんよ。

商業撮影の分野ではより高感度に強く被写界深度の浅い「背景を大きくぼかす」アーティスティックな表現が可能なフルサイズセンサーを搭載した EOS 5D Mark II が喜ばれがちですが、「歓待」の撮影現場では35ミリフィルムの被写界深度により近いAPS-Cセンサー搭載のEOS 7Dをあえて使用しています。

ちなみに一番映画撮影用35mmフィルムカメラの画角に近いと言われているのがマイクロフォーサーズセンサー。マイクロフォーサーズよりも被写界深度の浅いAPS-CカメラであるEOS 7Dでも映画撮影には十分実用的なんですね〜。

交換レンズもピントリングが使いやすく描写力が高いニコン製マニュアルフォーカス単焦点レンズを数多く選択しているのが特徴的。中には Ai Nikkor 28mm F2S などディスコンになったレンズも。

「キヤノン製カメラにニコン製レンズを使うなんておかしい!」なんていうキヤノン信者、ニコン信者な人も多いかもしれませんが、プロは「撮影された映像のクオリティ」を重視するためメーカーにはほとんどこだわりません。結果が全てですから。

「ブランド重視」ではなく「性能重視」の賢い機材選択。見習いたいものですね。

また、機材の選択だけでなくセッティングにも映像にこだわるプロ根性が見て取れます。あえてISO640からISO1000で撮影してリアルでフィルムライクなざらつきを表現しようと試みたり、シャープネスや色の濃さを落としてみたり。

こういう記事を読んでいると、「カメラは使い手の知識と技量が重要だなぁ」と改めて感じさせられます。まあ、一番重要なのはなんといっても「被写体」ですが。


アマチュアの現場でここまでハイレベルな機材を用意するのは難しいでしょうが、この仰々しいシステムはあくまで撮影をしやすくするための補助性能を追求したもの。

一番重要な「ムービー」を撮影しているのは心臓部であるEOS 7Dと交換レンズ、そしてレンズに装着するフィルターだけ。本体とレンズ群さえそろえれば「画質だけ」なら商業映画としての上映も可能なレベルの美麗な映像が得られます。

「自主制作映画をつくりたい!」という人は今も昔も多いと思いますし、最近では「動画共有サイトに掲載するショートムービーを制作したい!」というネットユーザーも増えてきていますよね。

家庭用ビデオカメラでは難しい「美しいボケ味」と「優れた高感度画質」を活かした表現が可能な一眼ムービー。プロに負けない映像の制作にチャレンジしてみたい方は、「写真撮影が主たる目的」のデジタル一眼レフカメラをあえて「動画撮影機能目当て」で購入してみてはいかがでしょうか?