デジカメオンライン

2010年08月27日

キヤノンEOS 60Dは販売価格が高すぎてガッカリ 中途半端な出し惜しみ微妙カメラ

キヤノンの「本格エントリーモデル」 EOS 60D が正式発表されましたが・・・・(やや毒を吐いていますので閲覧ご注意を)。

インターネットの掲示板などを見ても否定的な意見が大多数(笑)。そりゃそうですよね、この程度のスペックでレンズキットが12万円以上もするなど現在のデジカメ市場ではありえないくらい高額な価格設定ですから。どうして EOS 7D と同価格帯なのか小一時間問い詰めたい。

スペックはほぼ噂どおりEOS 7Dと EOS Kiss X4 に挟まれた良くも無ければ悪くも無い中途半端で凡庸なカメラといった印象。

ファインダー視野率100%(実際は97%)であるEOS 7D、1800万画素のエントリーモデルでありながら写真画質の良さはEOS 7Dを上回っている下克上カメラEOS Kiss X4に挟まれてなんとも微妙な立ち位置に追い込まれているEOS 60D。「上のモデルは超えられず、下のモデルは超えなければならない」という厄介な宿命をもった典型的な「スペックの出し惜しみカメラ」に成り下がっています。

あまつさえ呼び方が「本格エントリーモデル」って・・・・。これにはさすがにブチキレましたね。

今まで EOS 40DEOS 50D を「ミドルクラスカメラ」だと思って大喜びで購入してきた人に対してあまりにも失礼ではないでしょうか?EOS 7Dという明確な上位機種ができたからってこんな既存ユーザーを辱めるような適当な呼び方でいいんでしょうか?キャッチコピーを考えた人間の常識を疑いますよ。

どうやらバリアングル液晶が最大のアピールポイントのようですが・・・・ソニーやパナソニックのように液晶モニターでのライブビューオートフォーカス速度が極めて速い一眼カメラならいざしらず、ライブビューAF速度が激遅な一眼レフカメラでバリアングル液晶が使えても・・・・って印象です。元々ほぼマニュアルフォーカス専用なフルHD動画撮影時には役に立つかもしれませんが。

まあ、キヤノン独自のM-RAWやS-RAWは非常に便利ですし、シャッター速度も1/8000、ISO感度も1/3段ステップで設定が可能、そしてフルハイビジョン動画撮影機能「EOSムービー」搭載と基本性能的には十分ですから販売価格さえ安くなれば評価は大きく変わるでしょうが・・・・この程度の性能でボディのみ11万円台、レンズキットで12万円台スタートというのはいくらなんでもボッタクリすぎ。コストパフォーマンスが異常に悪すぎます。

「どれだけキヤノンブランドのブランド料金って高いんだよッ!」って気さえします。我々消費者をなめきった「殿様商売」の典型ですよ。企業努力がまったく足りませんね。

ソニーの「スピード一眼」 α55α33 の性能、価格とスペックを比較すれば、高くてもレンズキットで8万円〜9万円台が関の山でしょう。6万円〜7万円台ならば買って間違いなしと太鼓判を押せそうです。それくらいまで販売価格が下落するまでは完全に無視してもかまわないと思いますよ。

それでも「キヤノンのカメラはいつでも最高なんだぞっ!」「キヤノンの最新モデルに悪いものがあるわけがない!」とか勘違いしちゃっているいわゆる「キヤノン信者」な人なら他社のカメラと厳密な比較もせずに高値でホイホイ買ってしまうんでしょうね。盲目的に狂信していて周りの現状が見えていないわけで。

まさに「恋は盲目」ですね(苦笑)。


管理人はキヤノンユーザーですがキヤノン信者ではありません。常に「その時代時代において一番優れているものが高く評価されるべきだ」という考え方の持ち主です。

そういう考え方からすると、EOS 60Dはまったく評価に値しませんね。開発者の「情熱」「意欲」「挑戦」「野心」をあふれんばかりに感じるソニーのα55とα33がもっと高く賞賛されるべきです。


まあ、キヤノンもAPS-Cセンサーで許容できる画素数の限界近くにまで到達してしまい、もはや画素数の「数字の大きさ」で消費者にアピールするという安直なマーケティング方法が通用しなくなってきたため四苦八苦しているのかもしれません。

カメラに詳しい人間からすれば「600万画素から1200万画素クラスの使いやすい低画素モデルを現在の最新技術と共に再びラインナップすれば簡単にマニアの心をガッチリつかめるのに・・・・」とか思ってしまいますが、開発やセンサー製造の現場ではそうもいかないんでしょうね。

高画素神話が終焉に近づいた息の詰まった閉塞的な現状を見ていますと、「そろそろデジタル一眼レフカメラ時代のラグナロクが近いのかな〜」という気もします。

メーカーは利益が出なくなったら終わり、常に他社との競争に勝ち抜かなくてはいけません。ソニーやパナソニック、オリンパスといったレフレックスミラーを搭載しないメーカーが勢いを増してきている今、キヤノンの開発陣も何らかの対抗策を秘密裏に模索していることでしょう。

例えば、「ライブビューやEOSムービーでも高速高精度なAFが可能な一眼カメラの発売」とか。ソニーの二番煎じですが、EOS 60Dの正統な後継機種よりはよっぽどそちらに期待したいところです。

キヤノンユーザーの「百年の恋」が他社の強烈なラブコールにより冷めてしまわないように、ホットでエキサイティングな熱いカメラの開発頼みましたよ、キヤノンさん!


そうじゃないとみんな浮気してしまうかも・・・・。


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