デジカメオンライン

2010年09月08日

ソニーNEX-5/NEX-3ファームウェア更新でマニュアル露出対応?

ソニーのミラーレス一眼カメラ NEX-5NEX-3 での動画撮影時にマニュアル露出が可能になるファームウェアが公開されるかもしれません。

(SR4) More manual controls for Sony APS-C cameras with video?

現在NEXシリーズの動画撮影機能は絞りが開放に固定されてしまうという大きな欠点があります。マニュアル露出が可能になれば、絞りを変化させて被写界深度を深くしたり解像力を高めたりすることができるように。

ソニーのミラーレス一眼はAPS-Cというコンパクトデジタルカメラやビデオカメラとは比較にならないほど巨大なセンサーを搭載しているため、より被写界深度の浅い(フル)ハイビジョン動画が撮影できるのが魅力。

ですが、全ての被写体を「被写界深度の浅い=背景のボケ量が多い」映像で記録したいとは限らないですよね〜。

被写界深度が浅ければ浅いほどいざというときにピンボケ動画にもなりやすいですし、ホームビデオ的な記録映像なら被写界深度を深くしてパンフォーカス気味に撮影したいことも多いですから。

そういった不満点がファームウェア更新で改善されるのならば大歓迎。個人的にNEXシリーズの購入を見送った一番の理由が「マニュアル露出不可」だったので、あとはISO値などの設定を手早く変更できるようにしてくれればもはや完璧ですよ。

既存のαマウントレンズでもオートフォーカス撮影が可能になるという嬉しい改良を見てもわかるように、デジカメはファームウェアの更新で機能がぐんとアップするのも魅力のひとつ。これからもユーザーの不満点を汲み取り、さらに使いやすいカメラに仕上げていって欲しいものですね。


最近のソニーといえば超高性能なデジタル一眼カメラ α55α33 の話題ばかりでNEXシリーズは影に埋もれがちですが、この噂が本当なら大阪女学院が印象的な 北川景子 さんのCMでおなじみのNEX-3に大注目。

実はα55とα33はAVCHDのフルハイビジョン動画が撮影できるかわりに「ハイビジョン動画が撮影できない」という謎仕様。NEX-5も1280×720のHD動画が撮影できません・・・・。

その点NEX-3だけはハイビジョン動画が29.97fps、9MbpsのMP4で記録できるんですよ。

「大は小をかねるからフルHD動画のほうが全てにおいて優れている」と大きな勘違いしている人が多いかもしれませんが、AVCHDフルハイビジョン動画は最新のデュアルコアCPU搭載パソコンでも編集が大変なくらい重くて扱いにくいファイル。快適な編集をしたいのならクアッドコアCPUやハードウェアエンコーダが必須だとも言われているくらい敷居の高いものです。

ファイルサイズも大きく違いますから、どちらも最高画質で撮影するとすればNEX-3はNEX-5のほぼ2倍の長時間録画が可能だったりします(同じ容量のメモリーカード使用の場合)。

もちろん解像力は1920×1080のフルHDのほうが上ですが、YouTubeなどインターネットで動画を公開するのが主な目的ならHDでも十分という考え方も。そもそも映画やドラマ、アニメ、イメージビデオなど既存のDVD商品ですら容量の制約上ほとんどがSD画質ですし、ブルーレイディスク商品でも通常ハイビジョンまでなわけで・・・・一般的な用途ならHD画質でも十分とも言えますし。

動画撮影機能だけをピックアップするなら

「より大画面で解像力が高いが、動画編集が困難でファイルサイズも巨大なNEX-5、α55、α33」

「ほどほどの画面サイズで解像力は必要十分、動画編集も比較的しやすくファイルサイズもそこそこなNEX-3」

といった感じの住み分け具合。どちらがオススメかは用途によって違いますが、個人的にはNEX-3で長時間いろいろなものを記録したいかな〜とか思っちゃったり。


結局のところ、α55やα33、NEX-5でもハイビジョン動画が撮影できればこんなに迷う必要はないんですがねぇ・・・・。なぜソニーはこんな中途半端な差別化をしてユーザーを悩ませるのか・・・・。

α55とα33のファームウェア更新時には、ぜひともHD画質での動画撮影機能搭載を考えてほしいと切に思います。