デジカメオンライン

2010年09月19日

ソニーα77(alpha77)の噂 一眼ムービーの可能性

ソニー α77 のスペックに関する噂が掲載されています。

(SR4) The Sony A77 can take both SD and CF cards, has a bigger battery and records in 720p60!

ソニーのミドルクラスカメラ α700 の後継機種にあたるモデル。どうやら α55 に、

・ 撮影可能枚数の増加
・ ハイビジョン動画撮影機能搭載 (30p/60p)
・ CFカード、SDカード、メモリースティックのうちから二つを同時に使える

といった機能をプラスしたカメラになるようです。

個人的にソニーα55で不満に思っていた「バッテリーの持ちが悪い」「ハイビジョン動画が撮影できない」という欠点をどちらも解消しているのは素直に好印象。

ただ、バッテリー容量はともかく、ハイビジョン動画はα55や α33 でも撮影できるようにするのは至極簡単だったんじゃあ・・・・。こんな変な「出し惜しみ」や「スペックの差別化」をするのは我々消費者にとって不利益極まりないので即刻止めて欲しいですね。ファームアップでの改善を要求したいところ。

1920×1080という大画面を誇るフルハイビジョン動画は見た目の解像力こそ高いですが、その反面ファイルサイズが非常に大きくパソコンでのお手軽な編集が難しいという弱点があります。ファイル圧縮方法がAVCHDだと特に。

現在のテレビ放送ですら未だにSD画質(640×480)が使用されていることも多いですし、映画やドラマ、アニメ、アイドルグラビアなどのDVDジャンルでも容量の制約上SD画質が大半。ハイビジョン映像でも十分ありがたがれるくらい。

1280×720の画面サイズでも用途によっては十分満足のいく大きさなわけで、より容量が小さく扱いやすいハイビジョン動画撮影機能(30p)は特にインターネットでの動画公開を目指しているユーザーに十分な需要があると思うんですがね〜。動きのより滑らかな60pも魅力的ですし。

むしろHDかフルHDかよりも、画質そのものに大きく影響する「ビットレート」のほうを重視したいかも。


今朝の東京新聞にも「新たな映像表現創出 活用広がる一眼ムービー」と題してデジタル一眼(レフ)カメラ動画の現在の商業的活用具合についての記事が掲載されました。

新たな映像表現創出 活用広がる一眼ムービー

センサーサイズに対して画素数が高画素になりすぎた悪影響からか、もはや写真画質に関してはどこのメーカーも似たり寄ったりの状況(センサーサイズが同じ場合)。静止画画質勝負ではマーケットに大きなインパクトを与えられない時代だからこそ、各社こぞって動画撮影機能の充実に力を注いでいるというわけ。

数百万円の高級機材が必要だったアーティスティックな映像が数万円から数十万円の機材で撮影できてしまうのが一眼ムービーの魅力。技術的に行き詰った感のあるデジタル一眼レフカメラに新しい息吹を吹き込んだと言っても良いでしょう。

写真には写真独自の魅力があると個人的には思いますが、テレビを見慣れている現代人にとっては映像が動き、声や音が出る動画のほうが機能的に上、より魅力的だと思う層が多いかもしれません。

だからこそメーカーには出し惜しみのない使いやすい動画撮影機能の充実に力を入れて欲しいですね。α55の動画撮影時のAF速度、AF精度は極めて素晴らしいものですし、α77ではさらに上を行く使いやすさを期待したいと思います。

ユーザー側の要求ばかりが高くなって、開発するメーカー側は死ぬほど大変かもしれませんが(笑)。