デジカメオンライン

2010年09月25日

Panasonic DMC-GH2の高感度画質サンプル写真 マイクロフォーサーズの逆襲

パナソニックのミラーレスカメラ LUMIX DMC-GH2 で撮影された高感度画質サンプル写真が掲載されています。

Panasonic デジタル一眼カメラ GH2 ボディシルバー DMC-GH2-S

M43之反撃第二波

正直「嘘だろッ!?」と思うくらいの恐るべき高感度画質の良さ。ISO1600という高ISO値でも解像感が高くディティールクッキリ。ISO3200では少しノイズリダクションの影響が出ていますが、それでも実用が余裕で可能なレベル。ブランドテストをしたら高感度に強いフルサイズカメラで撮影したサンプル写真だと普通に見間違えそう(笑)。

DMC-G1DMC-GF1 といったモデルではISO800から既にノイズ感があり、ISO1600の実用は難しかったわけですが・・・・一体この1〜2年ほどの間にどんなセンサー開発技術のブレイクスルーがあったのやら・・・・。


カメラに詳しい方ならご存知だとは思いますが、高感度画質というのは「センサーサイズ」と「画素数」に大きく影響を受けます。センサーサイズが大きく画素数が少ないほどより高感度ノイズが減るというのが物理的な法則なわけ。

マイクロフォーサーズはハイエンドコンパクトデジタルカメラよりも圧倒的に大きなセンサーサイズですが、フルサイズはもちろんAPS-Hやデジタル一眼レフカメラのスタンダードであるAPS-Cセンサーよりも大きさ、面積が小さいのが特徴。

サイズが小さいということで、高感度画質は絶対的に不利なのが常識。

しかもLUMIX DMC-GH2は画素数が1600万画素と非常に高画素。その画素ピッチの狭さはAPS-Cで1800万画素という超高画素を誇るキヤノン製品とも比較にならないほどの狭さ。

画素数が高画素ということで、高感度画質は絶対的に不利なのが常識。


その二つの不利を「開発技術力」で完全に覆したのかッ!!恐るべしパナソニック!!

このサンプル写真が事実なら、もはや過去の常識はまったく通用しない、良い意味で「非常識なカメラ」の誕生だといえるでしょう。


DMC-GH2は高性能かつ高画質な「一眼ムービー撮影専用機種」だと勝手に思いこんでいたわけですが、どうやら写真画質のほうも極めて大きな進化があるようですよ。

マイクロフォーサーズには「望遠撮影に強い」「周辺画質が良い」といった利点があります。個人的には「被写界深度を深くしたままシャッタースピードを稼げる」というのも大きな長所です。

ボケが大きなフルサイズやAPS-Cセンサーとは一味違った魅力のあるマイクロフォーサーズカメラ。最大の問題と目されていた「高感度画質の悪さ」を克服したDMC-GH2はミラーレス市場でソニーに押され気味なマイクロフォーサーズ陣営の逆襲の切り札かもしれませんね。


そうそう、写真画質も良いですがもちろんフルHD動画画質も素晴らしいですよ〜(笑)。