デジカメオンライン

2010年10月01日

LUMIX DMC-GF2への期待 パナソニックGH2サンプル写真実写テスト

パナソニックのマイクロフォーサーズカメラ LUMIX DMC-GH2 のサンプル写真が掲載されています。

GRAFIKA

前回みた高感度画質サンプル写真があまりにノイズレスだったため「本物のサンプルか?」と疑っていた管理人ですが、こちらの写真も予想以上に綺麗ですね。

ISO800は実用可能、ISO1600も十分許容範囲内。ホームページやブログへの掲載目的ならISO3200も使えそう。

マイクロフォーサーズセンサーはデジタル一眼レフカメラで一般的なAPS-Cセンサーに比べて撮像素子面積が小さいため、高感度画質は圧倒的不利。しかもDMC-GH2は1600万画素という高画素機種のため画素ピッチが極小で高感度画質はやはり圧倒的不利という二重苦。

しかし実写テストではその二重苦を克服した素晴らしい画質!

まあ、コンパクトデジタルカメラのルミックスシリーズではマイクロフォーサーズとも比較にならないほど小さなセンサーで1400万画素という異常な高画素を実現しているパナソニック、センサー開発とノイズリダクション技術には相当のノウハウがあるのかもしれませんが・・・・それでもこれだけのテスト結果は立派ですね。


マイクロフォーサーズカメラはAPS-Cカメラに比べて同焦点距離、同F値での「被写界深度が深い=ボケが小さい」のが特徴。これは知識の浅い初心者カメラマンには大きなマイナスポイントだとして受け止められています。

でも、背景がボケた写真ばかりが優れているとは限りませんよね〜(笑)。背景までしっかり解像したパンフォーカス気味の写真を撮影したいことも多いですから。

マイクロフォーサーズの隠れた利点がAPS-C、フルサイズカメラよりも「被写界深度が深い=ボケが小さい状態でシャッタースピードを稼げる」こと。シャッタースピードを稼げる分だけISO値を低く設定することが可能です。これは室内など感度的に暗く、被写体までの距離が近い撮影状況において以外に重要な要素なんですよ。特にAPS-Cカメラ並みに高感度画質の優れたDMC-GH2ではなおさらのこと。

もちろんAPS-Cやフルサイズでもレンズを絞れば被写界深度は深くなります。が、絞った分だけシャッタースピードを稼ぐためにISO値を高く設定する必要性が出てきますからね。ISO値を高くすると画質は高感度ノイズにより劣化するわけで・・・・。

コンデジのような被写界深度の深い記録的な写真が好みなら、マイクロフォーサーズのほうが撮影しやすい場合もあるんですよ〜。


コンデジといえば、マイクロフォーサーズには小型軽量コンパクトで人気の LUMIX DMC-GF1 がラインナップされています。

実は、DMC-GF1にはDMC-GH2の前モデルである DMC-GH1 とは別の古いセンサーが搭載されていたんです。それにより高感度画質はGH1のほうがGF1よりも明らかに優れているといった状況が生まれていました。

DMC-GH2のセンサーはDMC-GH1のセンサーよりもさらに性能が改良されていますし、ぜひ売れ筋の一番人気モデルであるGFシリーズの後継機種 DMC-GF2 (仮称)にも同じGH2センサーを搭載して欲しいですね。スペックの出し惜しみなどせずに。

小型軽量コンパクトで携帯しやすいDMC-GF2でこれだけの写真が撮影できるならコンデジからの買い替えユーザーに対するアピール力は大。ぜひ次回こそは妙な出し惜しみはやめて最新センサーをDMC-GF2にも搭載してくださいよ、パナソニックさん!期待しています。