デジカメオンライン

2010年11月09日

ニコンD7000のJPEG画質は眠い? ペンタックスK-5と比較

ニコン D7000 に搭載されているAPS-Cセンサーの性能に関するテスト結果が掲載されています。

Tests and reviews for the camera Nikon D7000

高感度画質に関する数値以外はペンタックス K-5 と比較してほんの少しだけ劣っていますが、差は非常に僅差。APS-Cデジタル一眼レフカメラにおいて過去最高のテスト結果をたたき出したK-5とほぼ同じ優れたセンサー性能だということがハッキリわかりました。

実は、D7000とK-5はほぼ同じソニー製1600万画素センサーを搭載しているというのが一般的な見解。だからテスト結果がほとんど同じレベルなんですね〜。部分的にフルサイズセンサーをも超える凄まじい性能を持ったソニー製1600万画素センサーは本当に優秀だなぁ。

ただ、D7000には「JPEG画質が眠い」「画像がボンヤリしている」などという「解像力不足」的な批評、酷評レビューも結構あるんですよ・・・・。

確かに公式サイトを含む様々なサンプル写真を比較する限り、K-5のJPEG画質のほうがD7000よりもややシャープで解像感が高い印象を受けます。原因がローパスフィルターの薄さなのか、ノイズリダクションを含む画像処理エンジンの傾向差なのかはわかりませんが、JPEGで撮影する場合においてはK-5のほうが写真画質が良いと感じる人は多いかもしれません。

管理人もJPEG限定で撮影するのなら迷い無くペンタックスK-5のほうを購入するでしょう。ニコン機種には無い「ボディ内手ブレ補正」機能搭載で「全ての交換レンズで手ブレ補正が効く」というのも魅力的ですし。


しかし、D7000にはK-5にはない隠れた長所がひとつ・・・・。そう、「RAWファイルに関する設定の柔軟さ」です。

D7000ではキヤノンが主に採用している14bitだけでなく、12bitも自由に選択することが可能。また、生RAWと比較して劣化のない「ロスレス圧縮RAW」と、画質にあまり関係しない目に見えないデータを間引いた劣化版「圧縮RAW」を選択することもできます。

この優れた独自機能により、高画素時代の巨大なRAWファイルサイズをより抑制することが可能なんですよね〜。

稀有な完成度の高さを誇るペンタックスK-5の数少ない泣き所が「RAWファイルサイズの大きさ」。キヤノン機種のように「S-RAW」「M-RAW」を選ぶこともできませんので、1600万画素という高画素からくるファイルサイズの大きさに四苦八苦する方も必ずでてくるはず。ファイル容量の肥大化は「パソコンへの転送速度」「現像や画像編集時の重さ」「ハードディスクでの保存」「バックアップ」など様々な部分に悪影響を及ぼしますから。

その点D7000だと自分の好みに応じてRAW圧縮方法を数パターンから自由に選択でき、容量を少し小さくできるのは大きな強み。ニコンD7000はRAW撮影派に優しい「使い勝手の良いカメラ」だと言えるでしょう。RAW撮影だとシャープネス設定も後から自由に選択できますし、見た目の解像力不足問題も楽々クリアー!?


欠点が少なく、コストパフォーマンス的にも甲乙つけがたい両機種。それならば「JPEG撮影派ならよりJPEG画質が良いK-5を」「RAW撮影派ならよりRAWファイルが扱いやすいD7000を」、といったようなマイカメラの選択方法も意外と良いかも知れませんよ。これだけスペックが高く高性能、高画質なモデルならどちらを選んでもそんなに後悔はしないでしょうし(笑)。


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